この年の瀬
さあ師走だ!年の瀬はなにかと慌ただしい・・・と思いきや、様子が違う今日この頃。コロナは事実上の第3波まっただ中でわくわくするというよりぞわぞわする。
忘年会は全て中止となり、(当院の忘年会も泣く泣くやめました)コロナでほとんど出かけることもなく(そもそも病気でずっとす巣ごもり中だが)走り回るようなこと(師走)もないなあ。クリスマスケーキやおせちの予約、年賀状の準備をするから年末を意識するけどなんだか気持ちが落ち着かない。
でも自分にとってこの一年が無事暮れていくことについては昨年以上に感慨深いものがある。
「長かった〜〜〜!!!」
というのが正直な気持ち。
普通このくらいの年齢ともなれば(どのくらいの年だ?)お決まりの文句は「もう今年が終わるよ、あっという間だ。年を取ると一年経つのがどんどん早くなるね〜」って感じが普通だが、僕にとってはここ最近の人生の中でも最長に近いくらい長く感じた。
昨年末の病気判明から1年半もの点滴治療を受け、紆余や曲折がありまくりを続けてきたがなんとか経過は良い方向に。
そして7月にはなんと手術してもらえたことは大きな出来事だった。入院中も色々あったが無事退院でき今はまた点滴治療継続中である。
全体的には術後の体調はこれまでになく安定感が増してきている。点滴した数日はダメダメだが、それ以外はあまり診療を休むことなく続けていけるってのはすごい。(自画自賛)
もちろん加藤先生をはじめスタッフの協力無しではとても病院を分娩を続けていくことは不可能だったので感謝、感謝である。コロナで忘年会が出来なかった分はGo toイートのチケットをスタッフにプレゼント。せめて家族でおいしいものでも食べておくれ。
大変な経験をしたが、自分としては人間的に成長しているってことを実感する。特に人生観について真剣に考える機会があったことは自分にとって大きな財産になった。毎日を何のためにどう生きていけば良いかが何となく分かりはじめ、肩の力が抜けていき、色々な事象に対する視界が一気に広がることですべてが楽しめるようになった。この感覚を診療に生かせば患者さんに対してまだ役に立つことはあるんじゃないかと考えている。この調子でもっと成長していければ良いな。(かといってそう何度もこんな経験はしたくないが)
スタッフがこんな病気になるのはつらいのでこれを良い機会と考え、積極的に健診を受けるよう全面的に補助することにした。
また県内ではコロナ禍で健診率が減少しているということですが、コロナと健診は分けて考えみなさん健診はちゃんと受けましょう。つらい思いをするのは僕一人で十分です。宇部市の受診券も一部2月一杯まで延期されたそうですよ。
それにしても寒くなってきた。特に頭がちょっと寒い・・・
仕事も終わって自宅のリビングでゆったりしてると後ろから『ふ〜っ!、ふ〜っ!』と髪に風が当たる?!ん?
「おい。なにやってんの?」
振り返ると下の子が後ろから髪に息を吹きかけている。
『まだまだやね』
「いやいやジャングルみたいに結構伸びてきたやろ?」
『まだ草原の草程度やね』と言いながら頭をペしペし
失礼なやつだ。
しかし最近微妙ながらも伸びてきたので髪を切ってきた。
家に帰ると
『あれ?お父さん髪切ったの?』
「おう、前髪がうざいから」
『笑』
さて来年もしま産婦人科はスタッフ一同がんばっていく所存ですのでよろしくお願いいたします。
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先生よかった。手術後良い方向に行ってるみたいですね。安心しました。心より回復されるのを、お祈りしてます。
コメントありがとうございます。来年も頑張っていくつもりです。よろしくお願いいたします。