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出会いと別れ

 そろそろ気候も春の陽気になってきた。3月といえば卒業の季節。うちの子もこの度卒業である。あんまり中身が変わってないように思っていたが、実はしっかり成長しているのだなと感じる。新年度からはまた新たな気持ちで頑張ってもらいたいものである。
 当院は4月で病院開業から4年目を迎えるが、スタッフにもこの年度で病院を卒業する人、新たに来られる人たちがいる。ますますスタッフと一丸となって盛り上がっていきたい。そして地に足をつけ、そしてみんな健康で頑張っていきたいものである。
 久留米大学産科婦人科学教室においては、周産期(産科)の教授をされていた堀大蔵先生が退任される。先日、その教授の退任祝賀会が久留米で開催された。教室も色々大変な時代を乗り越えてきたが、その中を約40年にわたって見守ってこられた教授である。先生は常に優しく、また、教授であっても威圧感や偉ぶったところもないため、ドクター、スタッフからも常に慕われていた。思い出を語るときりがないが、自分も色々大変な時期をサポートしてもらって、非常にお世話になった。これは是非出席しなければと思い、開業以来初めてのことだが色々お願いして、泊りがけで出させてもらった。
 祝賀会はさすがに盛大で、多くの先輩、後輩にも久しぶりに会って話すことができた。各々の近況について直に色々聞くことが出来て、とても楽しかった。会の間は同窓会のようにずっと久しぶりに会う同門の先生との近況報告を話し合った。やっぱり直にあって話すと、色々詳しく近況が分かって興味深い。後輩はみんな教室の中枢としてがんばっているようで頼もしかった。新天地で仕事にがんばる予定の先生、仕事を辞める先生、実家に帰る先生、転職する先生、病気になった先生・・でもみんな元気でよかった。産婦人科医は他科の先生と比べても元気な人が多い気がする。来年度からのがんばる活力をたくさんもらったな。

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