出産予定日
出産予定日は最終月経開始日から280日、昔の人は十月十日とよく言っていたが、最終月経開始日を元旦にすると閏年でなければ出産予定日は10月8日となるのでほぼ正しい。
なんてことを思いつつ「今日も赤ちゃん元気ですよ」と言いながら予定日を決めていく。
今時分は4月の方の出産予定日が次々に決まっていく。
4月でよく気にされる問題に学年の問題がある。子の満6歳に達した日の翌日以後に修学させるとあり、また人は誕生日の前日が終了する時(午後12時)に年を一つとるという決まりから、4月2日生の人から新年度となる。
予定日が4月1日に近いと皆さんお伝えすると「おっ」という表情になる。さらに心配される方は「学年はどうなるんでしょう?」と聞かれる。でも予定日はあくまで予定日なので「こればかりは何ともいえませんね」というしかないところがある。
でもこれって親心だなあ。
しかし来年はこの後にもっと大きな問題(?)がある。平成31年4月30日に天皇陛下が退位されそして皇太子さまが翌5月1日に即位される。
元号が変わるんだ〜
今度は「平成」から何に変わるのだろうか。お母さんたちは我が子は平成最後と新元号の最初のどちらが良いと思うんだろうかちょっと気になる。
そして昭和生まれの自分はひっそりと年寄り扱いされるのかな。
風疹急増注意
今年は風疹がはやっています。今年は8月末の時点ですでに2015〜2017年までの年間累積報告数を超えています。
妊婦さんにおいては妊娠20週までに感染してしまうとおなかの赤ちゃんが先天性風疹症候群を発症する可能性が高くなります。
当院でも妊娠初期検査で妊婦の皆さんに風疹の抗体を調べています。検査で十分な抗体を持っていれば大丈夫ですが、抗体を持っていない場合、妊婦さんはワクチン接種が出来ません。妊娠20週までは人混みの多い場所への不要な外出は避けましょう。またご家族から風疹をもらうこともあります。特に30〜50代の男性は抗体を持っていない方が多いのでワクチン接種も検討しましょう。