アイスの味
世間は相変わらずコロナの話題で持ちきりだ。西日本も変異株による影響か最近になって新規感染者の増加が勢いを増している。これに対しコロナワクチンの効果がだんだん分かってきてみると変異株を含め非常に高い有効性が認められつつあり、ワクチン接種率を高めていくことは国内のコロナ収束の重要な鍵になりそうだ。
こんな時だからたまにはまったりしたブログも書きたいのに次々いろんな事が起こるためなかなか書けない、と言いつつ今回は・・・
今年は記録的な早さで梅雨到来とのこと。そういや雨が多い
そして蒸し暑くなってきた!外来も時々冷房入れ始めたし手術してるとあつ~い
こりゃ今年の夏は酷暑なのか?
去年は夏の間ほとんど入院してたので窓の外にしか季節を感じられず暑さを肌で感じることもなかったがこりゃ今年は注意しないとやばそう(と言っても例によって外にほとんど出ないので大丈夫であろう、と高をくくっているのだがそれでいいのか)
暑くなると欲しくなるのがアイスである。
みんな大好きアイス好き
昔に比べるとアイスの種類も豊富だし、いろんな味も続々と発売されてとても楽しみ。
そして何より一年中売ってる!なんて良い時代だろう
子供の頃にアイスといえば夏の代表。やっぱり夏の強烈な日差しの中、野球帽のつばの裏に白い粉を拭きながら汗だくで遊び回って水道の水でのどを癒やす。でも我慢できずに駄菓子屋で売ってたアイスに飛びついてしまう。
カップアイスはまずフタの裏をなめてから食べる、棒アイスはゆっくり食べてると手にたれてくるからこぼれるところから舐めて食べる・・・最高の幸せだった。
でも自分には特別に思い出深いアイスがある。
「ドラえもんアイス」(そんなに溜めて言うほどではないか)
バナナアイスに半分チョコがけした当たりバー付きの棒アイスで多分50円くらいだったと思う。中学の学食で売っていたのが初めての出会いだった(ちょっと大げさか)
バナナとチョコの組み合わせがこんなにおいしいものだと知り、その味に深く感動し、それから機会があればよく食べてた。
普段は弁当持参だったのでお金がないと買いに行けない。でも時々今日は弁当作らないから学食で食べてってときがある。そんなとき学食で食べるのは高いカレーではなく安いラーメン(これもとてもラーメンと呼べる代物ではなかったがそのまずさにはまってしまう不思議な味だった。胡椒かけまくってよく食べてた)そして余ったお金でアイスを食べる。当たりが出るとまたすぐ交換して食べる。
友達からは「よ~喰うねえ~」とか「そんなにたべてよ~あきんね~」とあきれながら突っ込みを言われても全く気にせず食べてた。
普段は自転車通学していたが時々朝から雨が降ると往復のお金もらってバスで登下校。でも土曜日は半ドンで学食がまだ開いているので下校時に雨が上がってると帰りのバス代を全部つぎ込んでドラえもんアイスを食べた。だから帰りは家まで友達としゃべりながらだらだらと歩いて帰ってた。その頃はガンプラが大流行の時期だったから帰り道にあるオモチャ屋を回りながら「やっぱりどこにも売ってない!」とかぼやきながら帰るのもこれはこれで楽しかった。
しかし、冬になるとアイスケースに鍵がかけられてしまうのである。
「何で冬は売らないんだ~!」と嘆いていたが、友達からは「冬にアイスなんて売るわけ無いじゃない」って素っ気ない。その頃はそれが常識だったから泣く泣くあきらめていた。
その後別の高校に行ったので(はい、分かる人はもう分かってると思いますが中学は附中でした)それ以降は食べなくなったが、その後アイスコーナーをみるときは意識して探していたのだが「ドラえもんアイス」は売ってない。(販売終了したのかな)
時々違う会社でチョコがけバナナアイスは売られているので見つけるとすぐ買ってしまう。でも食べてみるとバナナの味とチョコの味が微妙に違ってしっくりこない。もうあの味に再会できないのかと思うとちょっと切ない。
いやいやそれより最近血糖値がちょっと・・・自覚はしてるのだ食欲旺盛の上に甘いものがなかなかやめれなくって(泣
でももし今売ってたら・・・間違いなく買うな~(反省がたりない)