平成最後
さて12月に入った。夏が終わったと思ってからあまり寒さも感じないままだった為かあっという間だった気がする。いろんなイベントが全て「平成最後の」とつくので平成最後の年末か。
それにしても今年は12月に入ってもしばらく暖かい日が続いたためかインフルエンザはあまりはやってない。しかし流石にちょと寒くなってきたのでお身体にご注意を。
ある日の患者さん退院。退院のセレモニーでご主人、上の子供さんと一緒に記念写真パチリ。おめでとうございますと話しもそこそこに上の子供さんがお母さんお手の引っ張って「はやくはやく!」とせかしてどんどん帰ろうとする。上の子供さんはやっとお母さんが家に帰ってくるのでうれしくてしょうが無い。本当に心待ちにしてたんだろうな。家に帰って家族みんなで平成最後のクリスマス、正月を過ごすのかな。
懐かしの写真集
最近発売された宇部・山陽小野田の写真集を買った。
昔の市内の様々な場所の町並みが収録されていて、いや〜なつかし〜
特に昭和50年代あたりは自分にとって最も宇部の記憶が残る時期なので特に見ていておもしろかった。でもそれよりずっと昔の写真であっても話には聞いていたので写真で見れたのはおもしろかった。
昔華やかなりしころの銀天街。あの頃「街に行く」というのはダイエーがそびえる銀天街方面へ出かけることだった。現井筒屋の前身であるちまき屋の写真や屋上の乗り物、ときわ公園の公園になるずっと前の写真。
いろいろ解説もついてて読み応えもあっておもしろかった。
でもこの中で個人的に見ていて非常に強く思い出される風景があった。(かなりローカル中のローカルな話になるが)
それは新天町の昔の床のタイル柄である。
昭和45年に張り替えされた時のタイルは白地にSの字が縦横交互に張られており、これが一文字一文字道幅一杯に縦、横交互に並んでる。
この隙間の空き方が小学校の足の長さから見ると絶妙であった。
つまり白のタイルを踏まないようにS字のタイルの上だけ歩く遊びをするのにちょうど良かった。急ぐ用もなく新天町を通るときはよくやっていた。
多分結構していた子はいたのではないかと思うがどうかな。
このタイル実は滑りやすく、このことが問題で昭和63年に張り替えされてしまったそうだ。
なるほど雨の日とかにタイル渡りやるとちょっと離れたパネルの上に飛び移るとずるっと滑ってひやっとすることがあったなあと懐かしくなった。中学になっても雨の日に自転車で通学時に新天町内を通ると滑りそうで危なかったことを思い出した。これについても覚えている人はいっぱいいるんじゃないだろうか。
現在の新しいタイルもすてきだがタイル渡りしたくなるようなデザインで無くなってしまったな。
もちろんこの年ではもうやらないが・・・
ノーベル賞
なんと!今年、京都大学の本庶佑名誉教授がノーベル医学生理学賞を受賞された。日本人として京都大学出身として受賞の喜びが全国版で報道されている。また今回受賞となった研究から実用化した免疫療法薬にも改めて注目が集まり大賑わいだ。
そしてこちら宇部では小、中、高校を地元で過ごされたということで盛り上がっている。そうなんだと慌てて高校の同窓会名簿を見てみると確かに載ってた。(当たりまえか)
自分にとっては遙か上の先輩になるのか。正直離れすぎてて知ってるはずもないのだがとても誇りに思う。山口県出身の人たちがこれでさらに奮起する希望になればうれしい。自分もまたがんばれる気がする。
それにしても地元の新聞は小、中、高すべて出身校が書かれていたが、おどうやら小学校も一緒らしい。さらに親近感がわくな。
出産予定日
出産予定日は最終月経開始日から280日、昔の人は十月十日とよく言っていたが、最終月経開始日を元旦にすると閏年でなければ出産予定日は10月8日となるのでほぼ正しい。
なんてことを思いつつ「今日も赤ちゃん元気ですよ」と言いながら予定日を決めていく。
今時分は4月の方の出産予定日が次々に決まっていく。
4月でよく気にされる問題に学年の問題がある。子の満6歳に達した日の翌日以後に修学させるとあり、また人は誕生日の前日が終了する時(午後12時)に年を一つとるという決まりから、4月2日生の人から新年度となる。
予定日が4月1日に近いと皆さんお伝えすると「おっ」という表情になる。さらに心配される方は「学年はどうなるんでしょう?」と聞かれる。でも予定日はあくまで予定日なので「こればかりは何ともいえませんね」というしかないところがある。
でもこれって親心だなあ。
しかし来年はこの後にもっと大きな問題(?)がある。平成31年4月30日に天皇陛下が退位されそして皇太子さまが翌5月1日に即位される。
元号が変わるんだ〜
今度は「平成」から何に変わるのだろうか。お母さんたちは我が子は平成最後と新元号の最初のどちらが良いと思うんだろうかちょっと気になる。
そして昭和生まれの自分はひっそりと年寄り扱いされるのかな。
風疹急増注意
今年は風疹がはやっています。今年は8月末の時点ですでに2015〜2017年までの年間累積報告数を超えています。
妊婦さんにおいては妊娠20週までに感染してしまうとおなかの赤ちゃんが先天性風疹症候群を発症する可能性が高くなります。
当院でも妊娠初期検査で妊婦の皆さんに風疹の抗体を調べています。検査で十分な抗体を持っていれば大丈夫ですが、抗体を持っていない場合、妊婦さんはワクチン接種が出来ません。妊娠20週までは人混みの多い場所への不要な外出は避けましょう。またご家族から風疹をもらうこともあります。特に30〜50代の男性は抗体を持っていない方が多いのでワクチン接種も検討しましょう。