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風疹急増注意

 今年は風疹がはやっています。今年は8月末の時点ですでに2015〜2017年までの年間累積報告数を超えています。
 妊婦さんにおいては妊娠20週までに感染してしまうとおなかの赤ちゃんが先天性風疹症候群を発症する可能性が高くなります。
 当院でも妊娠初期検査で妊婦の皆さんに風疹の抗体を調べています。検査で十分な抗体を持っていれば大丈夫ですが、抗体を持っていない場合、妊婦さんはワクチン接種が出来ません。妊娠20週までは人混みの多い場所への不要な外出は避けましょう。またご家族から風疹をもらうこともあります。特に30〜50代の男性は抗体を持っていない方が多いのでワクチン接種も検討しましょう。

宇部井筒屋

 先日宇部の井筒屋が閉店するとの報道がされた。みんな突然のことでびっくりしている。僕も何の前触れもなくいきなりのことに大変おどろいた。
 1969年から営業しているということで約50年間。当時自分は隣の書店や裏の公園によく遊びに行っていたので井筒屋の前はよく通っていた。子供の頃はとても入れる雰囲気ではなかったので何回か母親に連れられて入ったくらいであとは外から見るだけだった。特に77年に改築した建物は赤煉瓦造りで出来た当初は子供心にも重厚感のある非常にインパクトが強い建物だったと記憶している。その後しばらく福岡にいた頃は実家に帰ったときでも行く用はなかったのでほとんど入ったことはない。
 そして5年前より宇部に帰って来てからはちょこちょこ行くようになったが、昔の印象から比べるとこじんまりとしてさらにシックな感じがした。でもまだまだこれからも行くことはあるだろうと思っていたのに残念だ。さらにこの建物も閉店の理由が建物の老朽化ということもあり、取り壊されるようなので思い出が全て消えてしまうのはちょっと寂しい。まだ今年いっぱいは営業するようなので行けるうちに行っておこうっと。

異常気象

 7月に入り西日本豪雨と大変大きな災害があり、まだその傷跡残る状況にもかかわらず先週末か今週にかけては今まででは予想も出来なかった方角から台風が直撃。ちょっと続きすぎるな。被災された方への影響がないことをお祈りいたします。
 宇部もいつ大災害を被ってもおかしくない昨今の状況であり、防災などへの備えは大変重要です。妊婦さんはお年寄りや子供さん同様災害弱者ですので、母子手帳は常に携行しましょう。また余裕があれば妊婦の災害対策についてなどもネットなどで調べるとありますので参考にしましょう。さらに夏本番で今は熱中症が大きな問題となっています。妊婦さんは体調を崩しやすいので注意しましょう。
 と言っていたら何と託児室の業務用のエアコンが壊れてしまった。慌てて家庭用のエアコンを取り付けてもらった。すぐつけてもらえたのでよかった。託児もいずれリフォームする予定だったが、もう少し先なので今年は何とかこれでしのぐか。

超音波装置

 さて今年の梅雨入りしてから雨の日も多いが晴れる日はもう夏のようで何より蒸し暑い。お産で階段の上り下りを頻回にすると汗ばんでくる。というわけでは全然無いのだが超音波を新しくしました。見た目は先代より少し小さめになったけど画面は大きくなり迫力ある映像。特に患者さんにとってのメリットは画質が良くなったことと今までなら見えそうになかった状況でもちゃんと顔が撮れる確率が上がったこと。さらに動画の動きがスムーズになりよりリアルな胎動を見ることが出来るようになったこと。
 今までも手足を動かしたり顔を振ったり表情を変える動画がうまく撮れると家族みんなが盛り上がって喜んでくれるのでこちらも俄然張り切る。すでにうまくとることが自分の趣味みたいになっているのでこれで更に毎回の妊婦健診が楽しみになってくれるとうれしいな。
しかしそれでもどうしても撮れないことはありますのでそのときはご容赦を。

ひさしぶり

 また一人、中学、高校の時の同級生が病院を訪ねてくれた。宇部で以前から頑張っていることは知っていたが、実際顔を合わせるのはざっと30年以上ぶりくらいになるのかな。お見舞いということで夫婦一緒に来院。いやぁ〜なつかしい。ちょっと話しただけだがいろんな意味で変わっていないなぁ。自分が彼に対して持っている立ち居振る舞いとか話し方とかのイメージが、全然変わっていない。
 以前別の友達が訪ねてきてくれたとき(ブログにも昔書いたが)に思ったことと同様、人の根っこの部分って変わらないものなのかな。というか子供の頃からの雰囲気を変わらず貫き通している人間は、うまくいってるってことなのか?奥さんもきれいな方だし、ずっと前から宇部で活躍しているようだし、すごい。でも彼も前から僕が宇部に帰って来ていることは知ってたはず、だって看板をとなりに出してるんだから。

開業5年目

 3月下旬から早々に桜が咲いたと思ったら、4月の第1週には大雨と強風であっという間に散ってしまった。しかし、続いて病院前の街路樹にハナミズキの花が咲き始め、そして今週から歩道沿いの花壇のツツジの花が一気に咲き始めた。毎年この頃になると、病院前の通り沿いは、ずらっと咲き誇ってとても華やかになる。咲くときはほぼ一気に大きな花弁が開くので、まるでマジックでぱっと花を咲かせているようだ。新年度も始まり春爛漫の雰囲気で気分も盛り上がるな。
 今年度もスタッフ一丸となってがんばりますので、よろしくお願いいたします。
 そういえば、ホームページの挨拶文が開業当時から全く変わっていなかった。もうだいぶ古いし、5年目に入るのでこれを機会に変えよう。


サクラ

 2月はまだ寒いなあと思っていたが、3月に入った途端に一転して俄然あたたかくなってきた。その影響で、今年は桜の開花もかなり早い。山口県は3月29日には、満開だそうだ。しかも連日晴天が続いて、絶好の花見日和。
 宇部で有名な花見スポットといえば、ときわ公園だが、実はこの「島」の近くには、知る人ぞ知る桜の名所「黄幡公園」がある。公園はちょっと小高い丘になっているのだが、その公園に上がって行くゆるいスロープ沿いに、桜並木が続いており、中を歩くととても華やか。上の公園は、普通の大きさだが、周りをサクラに囲まれた状態になる。浜通り沿いなので、通りからでも咲いているのは見えるが、やはり中に入ってみないとこのサクラ感は堪能できない。公園はいつもきれいに清掃されていて、とても気持ちが良い。自分は昼間は行けないから遠くで眺めているだけだが、うちの家族は最近花見に行ったとのこと。公園では花見でお弁当食べたりしている人もいたらしい。
 なんだかもう春だ。病院からとても近いので、スタッフと花見の宴を催しても良いな、と一瞬思ったが、うちはとても賑やかなので、近所迷惑になるだろうからやめとこう。

 

 

 

 

 

カーペット

 インフルエンザが猛威を振るい、子供らの学校でも学級閉鎖などあり、大変そう。患者さんもゾクゾクとインフルエンザにかかったり、風邪にかかったりで大変そうだ。本当に注意しましょう。
 ここ最近ずっと非常に寒いし、雪はぱらつくしということでもありませんが、階段のカーペットを張り替えました。もとのカーペットは、経年劣化で色があせており、またちょっと前に待合室の調度品を換えたときカーペットも替えてもらったらかなり印象が華やかで良かったので、階段も替えてみるのも良いかなと。結果は・・うん、すごく良い!ただの階段の上り下りもなんだか雰囲気があって味わいがでてきた気がする(いいすぎか?)。当院はエレベーターがないのでせめてこういった所が変わるだけでも良いと思ってもらえれば、幸せます。
 そういえば「幸せます」とは、山口の方言だと言うことを宇部に帰ってきてはじめて知った。メールやハガキなどで何度か目にして、はじめは「文法が変ではないか?」と違和感を覚えたが慣れてみると良い言葉だ。防府では、市の商工会議所が商標登録しているそうだ。こういう方言は残していって良いと思いますよね。

 

 

 

筆跡

 今年も遅くなりましたが、あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。
 年明けからも相変わらず何かと忙しく、ブログ更新が遅くなってしまいました。今年も年賀状を様々な方面からいただいた。いつもお世話になっている人もいるが、福岡にいた頃の知り合いで年一回の年賀状だけのやりとりの人もいる。だからはがきに手書きで一言あると、嬉しいものだ。そしてまたその筆跡を見て懐かしく思う。
 そういえば、昨年里帰りで当院へ来られた患者さん。持ってこられた手書きの紹介状をみるとなんと大先輩からの紹介だ!その先生は自分がドクター1年目で行った出張病院の産婦人科部長で、その後も公私に渡り大変お世話になった先生だ。筆不精の人で、最近は年賀状のやり取りもなく、本当に久しぶりにこの筆跡を見させてもらった。
 1年目はとにかく上の先生の一挙手一投足を見ながら必死に学ぶ。中でもカルテは格好の勉強となるのでよく読んでいた。カルテという白い紙に手書きの文字や所見の絵、またそれらの配置の仕方に各々特徴があり、このカルテの書き方に先生の思考経路が透けて見えてきてオモシロイ。また学会発表のときも自分が作ったスライドや発表原稿に幾度となく訂正が入り、その字を見ながらスライドを作り直す。ずっと文字を見るので上司の先生たちの筆跡はすべて頭に入っていたし、悪筆でもほとんど全部読めた。だからこそただただ懐かしかった。
 今は、大学病院などは電子カルテ化され、なかなか筆跡を見る機会も少なくなっていると思うが、どういう学び方になっているのかな。

2017年の師走

 しんしんと冷え込む毎日で、年の瀬を実感する。
ときどき雪がぱらついたりして「今年ももう終わるか」と、しんみりと師走の毎日を過ごす・・・ということは全くなく,当院は今日もどたばた、わいわいとすごくにぎやか?!
さらに患者さんやお見舞いの人、ご家族でごった返してお祭り騒ぎ。
こんな華やかな感じは、産婦人科ならでは、だな。
 今年は後半からぐっといそがしくなったけど、その分スタッフも増えたのでとても充実してきて良い感じ。
 さて、そんな中で今年も忘年会を開催した。出席人数も大幅に増え、なかなか出来る場所がなくて、結婚式場を借りてやった。みんないっぱい食べて、ビンゴ大会でいっぱいもらって、いっぱい笑って楽しそうで良かった。特に今回外からマジシャンを呼んでマジックショーをしてもらったが、前のめりになって近くで見ている子供たちの目がキラキラしていてよかった。
今年も良い忘年会であった。
この年末は更に忙しかったが、リフレッシュして、また来年もみんな頑張っていけるかな。

 

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