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院内リフォーム

 11月に入って寒くなり、後半にもなってくるとすでに街はクリスマス〜年末モードになってきた。そんな穏やかな季節の中院内のリフォームを始めました。・・・うるさくってすいません。
やはり開業して3年も病院で過ごすと色々と不都合なところが見えてきて、もっとこうすれば安全で使いやすくできるのになあといったことがたくさん出てきてやっとできるといった感じです。しばらくの間工事の音や駐車場でご迷惑おかけしますがなにとぞよろしくおねがいいたします。しばらくというのも、いっぺんにリフォームができないので本当に完成まで時間がかかると思いますので重ねてよろしくお願いいたします。
 もともと病院を引き継いだ時点では看板くらいで建物にはほとんど手を付けていないので、今回が初の本格的なリフォームになる。(一昨年の工事は改修工事でした)みんなにとって良いと思ってもらえるものになればいいな。

親子二代

 お産も無事に終わって入院中の妊婦さんの所に、今日はその妊婦さんのお母さんがお見舞い。
そこに僕がちょうど行って「出産おめでとうございました」
すると、お母さんと生まれた子どもを抱っこした妊婦さん親子が一緒ににこにこしながら、
「無事お産できました。ありがとうございます。」
そのあと更にお母さんが「先生のお名前、林なんですね。もしかしてお父さんも産婦人科ですか?」
「はい、そうですが」
「実は、この娘は先生のお父さんのところで産まれたんですよ」・・・
ということは、お母さんは僕の実家で娘さんを出産され,今回出産されたその娘さんは、この度しま産婦人科で出産されたと言うことだ。実は開業当初より何人も同様の方がおられて、ちょっとびっくり。僕の父も宇部で長きに渡って産婦人科をしていたので、お互い宇部で親子二代にわたってお産に関わっているということか。なんだか嬉しいものだ。
みなさんすぐに気が付かれないのは、父の病院同様に土地の名前を病院名にしているためのようだ。特に「しま」は、名字と間違えられてしばらく気が付かれないことも多く、冒頭のエピソードのように、名札の名字を見てはっと気がつく方も多い。あと、顔がかなり似ていて、気がつかれることもこれまたかなり多いようなのだが、そんなに似てるか?

チャイルドシート

 今日も親子揃って無事退院。初産で大変だったけどよく頑張りました。というわけでいつもの通り記念写真を撮ってお見送り。ヨカッタヨカッタで僕は病院の仕事に戻り、しばらくして部屋に帰ろうと歩きながら駐車場を何気なくみると・・・あれまだ居られる。
ははあ〜どうやらチャイルドシートに、手こずっておられるようだ。
 今、少しは装着しやすくなっているタイプもあるようだが、新生児用のチャイルドシートはともかく取り付けに苦労する。まず車のシートベルトをチャイルドシートにどう巻き付けて固定するのか、すぐには分からない。自分も一人目の子を初めて車に乗せるとき、まず家で取り付けるまでの時点で嫁が一苦労。さあこれで大丈夫と子供を車に乗せようとするとチャイルドイートの肩シートベルトがブカブカ。うちの子ちょっと小さかったからなのだがこれじゃダメじゃないかとよく取説を見ると肩シートベルトは赤ちゃんの大きさに応じて高さを調節できるらしい・・・
う〜ん、これは乗せてみないと分からないことだなと、めまいを覚えつつ駐車場で肩シートベルトの高さ調節のため悪戦苦闘し、穴を通し直してやっと装着完了。その苦労を思い出しながら分かりますよ、がんばってくださいね,と心の中で応援する。
 子供が生まれると,本当に今まで知らなかった世界が山のようにあって、皆さんこれからもびっくりしたり感心したりすることでしょうね。

タクシー

 今年は9月に入ってから暑さもすぐに和らぎ、残暑厳しい感じでもない。そのためかお風邪を召す妊婦さんも割とおられる。皆さんお身体にご注意を。
 9月に入ると色々な会合も活発化する。そこでまた新たな出会いもあって、宇部の人たちは元気で面白い人が多い気がする。こういった会合は、宇部市内である場合、自ずと場所が決まってくるが、たいがいあまり遠くないので、歩いて行く。タクシーはあまり近いのに頼むのも悪いし、さあ行こうと思って呼んだ時もしすぐ来てくれなくて遅刻するのもいやだしとか、気を使うのであまり乗らない。
 ただ夏真っ盛りだった頃は、歩いて行くと着いた時は汗だくで、しばらく身体を冷まさないと落ち着かなくて、これならタクシーで来ればよかったとか思う。帰りも誰かと一緒のルートで帰るとか急ぐのでなければ、歩いて帰る。散歩もいい気分転換だな。

日焼け

 今年は天候が全国的に大荒れで、暑い日が続いたが雨も多かった。日照時間もやや少なかった印象があるが、でも暑い日は暑い。子供と風呂に入ると日に日に日焼けしてみんな真っ黒になっているのがよくわかる。外に出ない自分と比べるとその差は歴然だ。もともと自分は色が白い方だが、最近他の人と比べてもさらに白さが目立つ気がする。
 子供の頃はこれでも毎日外で遊んでいたので、黒く焼けていた頃もあった。遊びに出ると夕食間際まで公園で遊んだりして、そこそこ人並みに日焼けしていたと思う。自分が色白と自覚したのも中学高校以降になってからだ。
 今だってもう少し焼けたいという思いもあるが、まず時間がない。そして焼いても黒く焼けずに赤くなってヒリヒリする。だんだん日差しの強いところに長時間いるのも、辛くなってきた。今もジムに行ったりして鍛えてはいるが、太陽光に対してはどんどんひ弱になっていく・・なかなかバランス取るのも難しいなあ。

花火大会

 非常に暑い日が続き、気がつくと梅雨も明けているらしい。室内にいても夏バテしそうな暑さだ。そういえば子供が家でゆったりしているなと思ったら…ああ、そうか夏休み始まったのか。開業してからは、大学にいた頃あった、夏休みの概念がなくなってしまったので忘れていた。
 そして夏休みと言えば、ということで7/22は宇部港で花火大会があった。会場には行かず遠くから眺めただけだが、大玉の花火は迫力があって良い。子供と「あ、今のは、ハート型だ!」とかタコとかイカとかホタテとか…最近の花火はすごいな。「でもフグはないんだ」とかいいながら、結構楽しかった。
 久留米の頃は、筑後川の花火大会に、よく行っていた。会場は2カ所に分かれて開催され、その一カ所が筑後川沿いにある大学病院の近くだった。自分も病院の近くに住んでいたので、花火が始まると、家族で歩いて花火を見ながら会場に行き、筑後川の河川敷にずら~っと建ち並ぶ夜店で、買い食いしていた。ただし下の子がまだ小さく花火の音を怖がるので、いつも最後まで見れずに帰っていた。今はだいぶ大きくなったし、離れていたので大丈夫になってきたらしい。でも音がうるさいとぼやいていた。

水槽

 当院の外来待合室には開院当初から水槽がある。淡水魚の可愛い魚たちがたくさん泳いでいて見ていると心が和む。患者さんやうちの職員も見るのを楽しんでいるが、一番喜ぶのは患者さんの子供さんたち。「おさかなさん見に行こう」と親を引っ張って見にいったりしている。水槽の中を指差し、楽しそうに話している姿をよく見かける。他と比べたことがないからわからないが、うちの水槽は種類も豊富で見ていて飽きない。
 ということで水槽が大変好評であるため新たに水槽を追加した。今度は海水魚の水槽だ。マリンブルーのライトに照らされて、海の雰囲気も十分。飼うのは大変だそうだが派手な色の魚が多く、もちろんニモとかもいて、これもまた楽しくなりそうだ。まだ徐々に魚を増やしている所なので、もう少しして完成かな。二つの水槽をどのように置こうか検討中。
また当院へ来られた方はぜひ見てみてください。

20170624

退院セレモニー

 だんだん暖かくなってきて…というか、かなりちょっと暑い日もある良い陽気である。そろそろクーラーも使いたくなってきた。ゴールデンウィークは色々なことが重なって、外来も大忙しだったが、少し落ち着いてきたかな。病院に活気があるのは良いことだ。
 そういえば最近気がついたこと。当院では、退院時に玄関ホールにあるお花の前でみなさんと記念撮影を行っている。にっこり笑って写真を撮ったら、そのまま病院から自動ドアを出て外へ。自動ドアが開いて外の風に触れた瞬間、お母さんが赤ちゃんに「初めてのお外だね」。
わりとよくみなさん言われる言葉で、気持ちはよくわかる。赤ちゃんは母のお腹から生まれ、保育器、新生児室、病室へと徐々に外の世界へと出て行く。実はお母さん自身もこの入院期間はずっと病院にこもっていたので、退院で初めて外に出る。二人がそろって外気に触れるという感覚が、一体感となって出てくる言葉なのかな。多分自宅に帰れば、そこは赤ちゃんにとって初めての我が家になる。赤ちゃんが増えると家の様子はこれまでとは全く違う世界にもなる。色々大変なことも多いと思いますが、楽しいこともたくさんある生活が待っているでしょう。

開院4年目

 しま産婦人科として開院して4年目に突入した。病院はこれまで職員や多くの人たちの助けもあってなんとか順調にさせてもらっている。これからも職員と一丸になりがんばっていこう!と年度初めの朝礼で話したところである。今年度の恒例写真をみんなで撮った。
 ところがそんな折、近くの産婦人科が休診される事が決定し、お産を取り扱わなくなったと突然知らせがあった。そのため、新たな分娩場所を探して多くの方から転院依頼の連絡をいただいた。当院では何とか受け入れられるだけは受けようと外来スタッフとともにがんばるつもりである。でも踏ん張ってはいるが、当院の病床数にも限界がある。また受け入れるからには患者さんに十分な対応が出来ないといったことがないよう、また職員への負担過多にならぬよう考えている。しかし、ついに断腸の思いで制限せざるを得なくなってしまった。はじめてお断りする方が出始め、大変心苦しい。ちょっと想定外のスタートとなってしまいましたが、がんばるぞ。

20170401

出会いと別れ

 そろそろ気候も春の陽気になってきた。3月といえば卒業の季節。うちの子もこの度卒業である。あんまり中身が変わってないように思っていたが、実はしっかり成長しているのだなと感じる。新年度からはまた新たな気持ちで頑張ってもらいたいものである。
 当院は4月で病院開業から4年目を迎えるが、スタッフにもこの年度で病院を卒業する人、新たに来られる人たちがいる。ますますスタッフと一丸となって盛り上がっていきたい。そして地に足をつけ、そしてみんな健康で頑張っていきたいものである。
 久留米大学産科婦人科学教室においては、周産期(産科)の教授をされていた堀大蔵先生が退任される。先日、その教授の退任祝賀会が久留米で開催された。教室も色々大変な時代を乗り越えてきたが、その中を約40年にわたって見守ってこられた教授である。先生は常に優しく、また、教授であっても威圧感や偉ぶったところもないため、ドクター、スタッフからも常に慕われていた。思い出を語るときりがないが、自分も色々大変な時期をサポートしてもらって、非常にお世話になった。これは是非出席しなければと思い、開業以来初めてのことだが色々お願いして、泊りがけで出させてもらった。
 祝賀会はさすがに盛大で、多くの先輩、後輩にも久しぶりに会って話すことができた。各々の近況について直に色々聞くことが出来て、とても楽しかった。会の間は同窓会のようにずっと久しぶりに会う同門の先生との近況報告を話し合った。やっぱり直にあって話すと、色々詳しく近況が分かって興味深い。後輩はみんな教室の中枢としてがんばっているようで頼もしかった。新天地で仕事にがんばる予定の先生、仕事を辞める先生、実家に帰る先生、転職する先生、病気になった先生・・でもみんな元気でよかった。産婦人科医は他科の先生と比べても元気な人が多い気がする。来年度からのがんばる活力をたくさんもらったな。

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