一般的に臨月にはいると胃のつかえなどの不調も軽減されてきます。このころになると、閉じていた子宮口がだんだん開いてきて、胎児を包んでいる卵膜が子宮壁からはがれ、いわゆる「おしるし」と呼ばれる少量の出血が起こります。出血の量には個人差がありますが、一応の目安としてふだんの1回の生理の出血よりも少なければ、おしるしと考えてください。
陣痛はおしるしのあと、だいたい24時間くらいで始まることが多く、最初おなかが張る感じが不規則に起こり、それからだんだん規則的になっていくのが普通です。陣痛が10分間隔の痛みになったら、いよいよ入院となります。
入院時に持参していただくものは下記のとおりです。
入院生活は、出産した当日を含めて経産婦の方は5日間、初産婦の方は6日間となっております。入院日数に合わせた数をご準備ください。
また、帝王切開の場合は手術前日を含めて経産婦の方は7日間、初産婦の方は8日間となっております。
いよいよのときに慌てないためにも、
時期が近づいてきたらもう一度入院用品をチェックしておくと良いでしょう。
下記用品は病院でご用意、あるいは入院時にご購入(お産セット8,640円)していただいているためご自身での準備・持参は不要です。
< ルームセット> 各部屋に用意してあります
BOXティッシュ・スリッパ・歯みがきセット・コップ・ブラシ・ボディタオル
< お産セット> ※出産時や入院生活で必要となります
分娩用品セット一式・ナプキンL/M/S(各サイズ×1)・おむつ(36枚入り)・おしりふき×2・ガーゼハンカチ(10枚)
※おむつ、ナプキン、おしりふきの追加は別途料金がかかります。
< シャワー室>
バスタオル・フェイスタオル・ボディーソープ・シャンプー・リンス・綿棒
【入院時の注意事項】
当院では地域の産科医療を守るため、可能な範囲で最大限の感染防止対策を実施しています。 皆様にはご不便、ご心配をおかけいたしますが、お母様と赤ちゃんを守るため、ご理解・ご協力をお願い申し上げます。 分娩立ち会いを希望される場合、立ち会いをされる方には以下の注意事項をご覧いただき、厳守していただくようお願いします。
〈立ち会い分娩の条件について〉
・当院での健康チェックに問題ない方
・ご来院前に体温測定をお願いします
・ご家族1名のみ
・院内では常時マスクと手指の消毒をしてください
☆患者様を病院玄関に送られた後、お車は第2駐車場(シュープラザ横)をご使用ください。
☆お食事等は各自でご準備ください。
入室後はお産が終わるまで分娩室から出ることはできませんので、入院時にご持参ください。☆入室時は必ずマスクを着用していただきます。食事以外はお帰りまで着用をお願いします。
☆処置等でスタッフの入室時は、指示があるまで畳の部屋でカーテンを閉めてお待ちください。
☆LDR内で写真や動画の撮影をされるときは、スタッフの姿が映らないようにご配慮ください。
セッティングはご自分でお願いします。分娩立ち会いの目的は、安産のために患者様のサポートをしていただくためです。患者様が少しでも楽にお産が進むよう、そばに寄り添いご協力をお願いいたします。
そして、誕生の喜び・感動を一緒に味わっていただきたいと思います。
●分娩予約、入院費用については、直接受付までお問い合わせください。